ひたひたと堕ちる雫

何も云わない君

死は訣別を意味し

涙に浸る明日の記憶

冬には遠い夏の真実


壊れたラジオが紡ぎだす

煩い雑音（ノイズ）と優しい台詞

聞こえた言葉は視えなくて

走り続ける僕は天空（そら）を仰いだ


“見えない未来に踏み出そう

暗い昨日にサヨナラさ”


空を飛ぶ蝶のよう

鎖された世界の住人

君の眸の海へ堕ちよう

現実を棄て

夢の世界へ


変わらない運命なんて

無い筈さ


涙の訳なんて

聞かないから

涙枯れるまで泣けばいい


“去り逝く昨日に

舞い戻ろう”


消えない想いが

其処にある

君に奉げた愛の謳


今の僕らに

逢いに行こう・・・

好き

なんて無価値言葉

相手に伝えるだけが

言葉じゃない


愛してる

なんて無碍の言葉

薄っぺらい言葉ほど

卑屈なものはない


人は何故言葉に固執するのか

無意味でしかないことに関心を向け

本当に価値のあるモノを見失うのか


心で全ては伝わらない

でも

言葉で全てが伝わるわけじゃない


伝えたい想いがあるのなら

カタチにして表せばいい

言葉だけでは足りない想いもあるのだから

消えない印を残して

自分の全てで伝えればいい


言葉なんて

所詮は紛い物

大切なコトは伝わらない

言葉は気持ちのカタチを創る為の

ただの道具でしかないのだから


心に刻むような

烈しい想いを伝えよう

言葉じゃなく

本当の貴方で


貴方が本当に言いたいコトは

その言葉だけじゃないでしょう？

春の一時（ひととき）

貴女の愛に溺れて泣いた

遠い日の想い出

孤独な女神に恋をした

微風揺れる花の記憶


貴女の中に僕はいますか？

咲き誇る笑顔に問いかけた

僕は静かに目を閉じて

流れる日々に酔いしれる


蒼い涙に惹かれ

身も心も絆された

貴女と共にいられるならば

消える日々すら厭わない


これから先も

いつまでも変わらない想いがあるから

どうか側にいさせて下さい

僕の中に

確かな物は一つだけ


抱きしめたその温もりが

僕の全て

貴女の為なら

何一つ惜しくはない

だからどうか

いつまでも微笑んでいて下さい


貴女に伝えたい気持ち

いつか伝えられるように


“好き”

その一言は

魔法の言葉

Oh, it is my beloved Maria 

　　　　　　　　　　嗚呼、我が愛しきマリア

The great Lord of Heaven who grieves with a wound

　　　　　　　　　　傷つき哀しむ偉大な天主

You deserve to be God 

　　　　　　　　　　貴女こそ神に相応しい

The beautiful god of death

　　　　　　　　　　美しき死神

I give all of the world to you

　　　　　　　　　　この世の全てを貴女に奉げます




The person who comes to the sky

　　　　　　　　　　天にましますその御身

With eyes full of affection

　　　　　　　　　　慈愛に満ちた瞳にて

We follow the world

　　　　　　　　　　我らが世界を護り給え




I am pressed by any kind of torturing, and it is

　　　　　　　　　　如何なる責め苦に追われども

It is my honesty that confront

　　　　　　　　　　立ち向かうは我が誠心

"Spirit of the dead of eternity relief otherwise a moment destruction by fire"

　　　　　　　　　　“永久の御魂に救済を、さもなくば刹那に焼失を”




It is in search of the paradise which there is not

　　　　　　　　　　在らざる楽園（エデン）を求めども

It is a castle of the loss ruins that I see

　　　　　　　　　　見ゆるは失墜廃墟の城

We expect it

　　　　　　　　　　我らが望み

It is you

　　　　　　　　　　貴女にあり




The world finished in the future I disappear, and to die

　　　　　　　　　　消え逝く未来に済世を

Become my, your devoted assistant

　　　　　　　　　　我、貴女の羽翼となりて

I grow this world again

　　　　　　　　　　この世界を再生す

At an end of a place of white exile
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　白い流刑の地の果てで

I drew you in blurred view
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　滲む視界の中で貴女を描いた

My life that even death does not refuse

　　　　　　　　　　　　　　　死さえ拒まぬ我が命

I give it to you and want to be over

　　　　　　　　　　　　　　　貴女に奉げて終わりたい





The beautiful figure
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　美しき其の姿に

I want to be filled with deep emotion to melt away

　　　　　　　　　　　　　　　蕩けるように浸りたい

Touch your heart

　　　　　　　　　　　　　　　貴女の心に手を触れて

Be available entirely and want to protect it

　　　　　　　　　　　　　　　全て手に入れ護りたい





Tell good-bye in time going by

　　　　　　　　　　　　　　　流れる月日にさよなら告げて

To me whom disappear, and die relief

　　　　　　　　　　　　　　　消え逝く我に救済を

As for the life to be scattered in a moment

　　　　　　　　　　　　　　　刹那に散る命こそ

A product of beautiful darkness

　　　　　　　　　　　　　　　美しき陰翳の産物

Though I pray that I do not let you disappear

　　　　　　　　　　　　　　　消えさせ給うなと祈るも

Incarnation is precious

　　　　　　　　　　　　　　　物狂おしい





Only as for mere nothing

　　　　　　　　　　　　　　　唯一つだけ

A wish passes; a thing

　　　　　　　　　　　　　　　望みし事は

Your happiness

　　　　　　　　　　　　　　　貴女の幸福

A beautiful smile in full glory

　　　　　　　　　　　　　　　咲き誇る美しき笑顔





I want you

　　　　　　　　　　　　　　　我は貴女が欲しい